先日、岐阜県生まれのジュラルミン製iPhoneケース「SQUAIR」をご紹介いたしましたが、本日ご紹介するのは、滋賀県生まれの高級iPhoneケース「JUSTE(ジュスト)」。作りては、滋賀県草津市で創業42年、金属精密加工業務を行なう「駒井工作所」。人間工学を基にデザインした、超々ジュラルミン製のiPhoneケースたち。シルバー・ブラック・木目(MOKUME)があり、お値段は一つ32,000円(税別)です。熟練の職人により、一点一点最初から最後まで手作業で仕上げています。カラーはシルバー・ブラック・木目(MOKUME)の3色展開。
ブラック、木目、シルバー
これは、駒井工作所による、ミクロン単位の精度が求められる現場の“モノづくりの技術”を活かした日用品を企画・販売する「JUSTEプロジェクト」のひとつ。駒井工作所は、普段は精密機械部品とプレス金型など、BtoB(企業間取引)の金属加工を行っている会社。それがBtoC(企業社対消費者)事業を初めたのには、これまでに培った高度な金属加工技術を使って一般消費者向けの日用品を作り、「部品」ではなく「一つの製品」として直接消費者の手に触れてもらえる製品を企画・開発すること。また、それによる社内のモチベーションアップ、がありました。実際にこのプロジェクトが、エンジニアたちのプロダクト製作欲を掻き立てているのだそうです。
見た目の美しさと触り心地を追求した「削り出し加工」
このiPhoneケースの表面の模様は和柄「立涌文様」。ちなみにこの表面は金属を侵食しながら表面に強固な被膜を形成する「アルマイト加工」なのですが、さらに銀を使用する特殊なコーティング処理を施し、高い抗菌効果もあります。さらに耐熱性・高硬度性・耐食性・放熱性・静電気拡散・帯電防止性もあるのだそうで、高度な職人技によって新しい機能を持つiPhoneケースが誕生しました。詳細はこちらから。
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員、white-screen.jpライター、A4Aコーディネーターなどを経て現在フリーランスのライター/エディター。FITC Japanese Ambassadorなど、海外と日本のデジタル・クリエイティブを繋げるための活動も行う。
https://twitter.com/akiko_saito