古くから日本人を魅了してきた甘味、「あん」。すごく身近な存在ながら、その歴史など未知の部分が多いですよね。そんな影の立役者である「あん」の可能性を広げるイベント「日本の食文化を楽しむ 時をかける「あん」」が、11月11日(水)より、阪急うめだ本店にて開催されます!参加ショップは老舗和菓子から新進気鋭の和スイーツ、そして洋菓子、ブーランジェリーまで幅広く。老舗和菓子店による革新的なあん菓子やパティシエのあん菓子、あんぱんなどなど、新しいあんの可能性が花開きます。
「鶴屋八幡」 白小倉あん 舞鶴(1個) 238円
和菓子では、創業300余年の老舗「鶴屋八幡」による、特別に白小豆を使ったどらやきや、「とらや」自慢のあんをジャム感覚で手軽に楽しめる、柔らかい「あんペースト」、「たねや」による、ふっくらと焼き上げたどら焼きの生地に、甘さ控えめの粒あんとソフトクリームをたっぷり挟んだ「どらソフト」も登場します。
<神戸 ブーランジェリーレコルト>あんに造詣の深いシェフが作る、ネオ・あんぱん ※11月13日(金)まで
<京都 ブーランジェリーmoco>今ブームのコッペパン×あん ※11月14日(土)~16日(月)
そして、ブーランジェリー×あんにも注目。明治2年創業、「銀座 木村屋」からは、スタンダードなあんぱんのほか「あんバターホイップ」など種類豊富に揃います。他にも、神戸「レコルト」や京都「ベーカリー モコ」など、関西で人気沸騰の実力派ブーランジェリーが登場!
「月見堂 by きんつば中田屋」 能登大納言シュークリーム (栗、1個)324円、(金時、1個)292円 ※各日限定各150個
イベントでは、全国各地のあん菓子を取材した書籍「あんこの本」の作者姜尚美(かん・さんみ)さんによる「あんセミナー」も開催。現在の日本のあんこにまつわるアレコレを、食べ比べながら楽しく学べます。「関西あんこ旅の歩き方~京都・滋賀・三重編~」や、とらや基礎研究室 主任 奥本大祐さんとの対談など、充実の内容。お申し込みは、阪急うめだ本店Webサイトより。
新しい可能性を秘めた“あん”の世界をクローズアップ日本の食文化を楽しむ 時をかける「あん」
期間:2015年11月11日(水)~16日(月)※最終日は午後6時終了
会場:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員、white-screen.jpライター、A4Aコーディネーターなどを経て現在フリーランスのライター/エディター。FITC Japanese Ambassadorなど、海外と日本のデジタル・クリエイティブを繋げるための活動も行う。
https://twitter.com/akiko_saito