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英国王室御用達!H.R.ヒギンスの紅茶を味わう〈BASK神戸〉

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イギリスの紅茶文化が根づく神戸

「神戸の朝は紅茶から始まる」そう評されるほど、神戸の暮らしに紅茶は欠かせません。よく知られている話ですが、神戸は紅茶の消費量が日本一。総務省統計局による「家計調査結果」によると、2012年~14年の平均で、神戸市はひとり当たりの紅茶の消費量が459グラム。全国平均は233グラムですから、倍近い量を神戸の人は消費していることになります。スイーツ(洋生菓子)の消費量も神戸市が日本一ですから、そこにもどうやら、深~い関係がありそうですね。

港町である神戸は、明治の開国からイギリスとの貿易が日本で最も盛んだったため、1日に何杯も紅茶を嗜むイギリスの文化が浸透したのだとか。喫茶店のまちとも言われた神戸では、そんな時代背景からか、おいしい紅茶をいただけるお店も少なくありません。そして、そんなまちで暮らしているからこそ、おいしい紅茶を買って帰る習慣も、暮らしのなかにしっかり息づいています。

そんな神戸の人に愛されているのは、英国王室御用達のコーヒー・紅茶ブランド〈H.R.ヒギンス〉の紅茶。元町のトアロードにある〈BASK神戸〉は、2000年から日本で初めてH.R.ヒギンスの紅茶を扱っているお店。イギリスで認められた高級な味わいがすぐそばにある、これも神戸の暮らし。

〈BASK神戸 H.R.ヒギンス神戸店〉。現在はオフィス兼店舗として、元町のトアロードにあるビルの一室で販売しています。

ちなみにBASK神戸では、40種以上の紅茶とショーケースに飾られた美しいティーセットが出迎えてくれ、気になるフレーバーをテイスティングすることもできるんですよ。

テイスティング用の紅茶を淹れてくれている、スタッフの藤原志保子さん。

「マロウとマリーゴールドの花にグレープフルーツを香りづけた人気のフレーバー〈ブルーレディ〉は香り高くすっきりとした味わいなんです」とスタッフの藤原志保子さんが茶葉にお湯を注いでくれると、色鮮やかな花々が開き、甘く透き通った柑橘系の香りが店内いっぱいに広がりました。

ブルーレディは、渋みやえぐみがまったくない澄み切った爽やかな味わいで、とっても飲みやすいのが人気の秘密。

白く輝くH.R.ヒギンス限定のティーカップに注いでもらえば、店頭での試飲が優雅なティータイムに早変わり。イギリスで愛されるクリアで上品な味わいは、神戸にもお似合いです。

〈ブルーレディ〉24g 1080円(右)、80g 2376円(左)。欧米では結婚式に、何かひとつ青いものを身につければ幸せになれる、との言い伝えが。ブルーマロウの花が青く美しいことから、結婚式ギフトなどにも人気です。

information

BASK神戸 H.R.ヒギンス神戸店

住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通2-6-2 トアロード華蘭ビル602

TEL:078-335-5633

営業時間:10:00~15:30、土日祝 11:00~16:00

定休日:木曜

http://www.bask-kobe.com/

credit

文:左近智子(glass)
撮影:貝原弘次
Supported by 神戸市

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